履修細目
横浜国立大学大学院国際社会科学府経営学専攻(博士課程前期)履修細目
1.履修方法
(1)修了に必要な単位数
博士課程前期修了に必要な授業科目の単位数は次のとおりとし、多様化した人材の育成を弾力的に行うため,以下の教育プログラムを設置する。
授業科目 単位数 講 義(特論)
研究指導(演習)24単位以上
8単 位計 32単位以上
★履修する講義科目を決定するときには必ず指導教員と相談すること。特にコンプリヘンシブ・エグザミネーション(内部進学試験)の受験を考える者は注意をすること。
(2)標準プログラム(メインプログラム)
下記の科目から12科目24単位以上を修得すること。
①経営学専攻の科目
授業科目参照、コア科目群から2科目4単位以上を修得すること。
②その他の科目
上記①の他に修了に必要な単位として,国際社会科学府経営学専攻博士課程前期(社会人専修コース)の講義科目及び国際社会科学府経営学専攻博士課程前期が履修を認める授業科目から履修できる。((4)「その他履修できる科目」を参照)
③大学院設置基準第14条による特例の適用が認められる場合
社会人以外の学生で指導教員がその必要性を認めた者(承認)については,8単位を限度として,大学院設置基準第14条教育方法の特例に基づき開設される授業科目(6,7時限)を履修し,修了に必要な単位数に加えることができる。
(3)社会人特別プログラム
(大学院設置基準第14条による教育方法の特例を適用する学生を対象とするプログラム)①授業時間帯
- 修学年限2年のうち1年次は,全日通学を原則とする。
- 大学院設置基準第14条教育方法の特例による授業時間帯は,平日の下記の時間帯とする。
5時限 16時15分~17時45分
6時限 17時50分~19時20分
7時限 19時25分~20時55分
②履修計画
- 2年間の履修計画の作成は,指導教員の指導のもとに行うこと。
- 勤務の都合上2年で修了することが無理な場合は,予め3~4年間の履修計画ができる。
- 課程修了に必要な講義(特論)24単位以上のうち18単位以上は,通常の授業時間帯(第1時限~5時限)で履修登録し, 修得しなければならない。
- 2年次は修士論文作成のための研究に専念できるように,1年次になるべく多くの講義を履修しておくこと。
【履修計画例】
- 1年次に経営学専攻の科目を18単位と研究指導(演習Ⅰaと演習Ⅰb)4単位を履修登録する。
- 1年次に課程修了に必要な講義の単位を修得した学生は,2年次にケーススタディ(6単位)と 研究指導(演習Ⅱaと演習Ⅱb)4単位を履修登録する。
上記のような履修計画を立てると2年間で課程修了に必要な単位数を満たすことができる。
③ 経営学専攻の科目
授業科目参照、コア科目群から2科目4単位以上を修得すること。かつ講義科目(演習、特別講義、社会人専修コースを除く)から9科目18単位以上を修得すること。
④ その他の科目
上記③の他に修了に必要な単位として,国際社会科学府経営学専攻博士課程前期(社会人専修コース)の講義科目及び国際社会科学府経営学専攻博士課程前期が履修を認める授業科目から履修できる。((4)「その他履修できる科目 」を参照)
⑤事例研究(ケーススタディ)
- 修了要件として認められる単位は6単位以内とする。
- 事例研究を希望する学生は,指導教員の指導のもとで,計画を作成し,履修登録期間中に経営学務係に計画を明記した申請書を提出する。終了後に,指導教員に報告書を提出する。
(4)その他履修できる科目
① 経営学専攻博士課程後期の講義科目(リサーチ・プラクティカムを除く)
博士課程後期の開講科目について、履修登録前に、指導教員及び講義担当教員の承認を得て、在学期間を通じて合計4単位まで履修し、修了単位として認定できる。なお、博士課程後期進学者については、博士課程前期で修得した後期課程の単位を博士課程前期修了単位に含めない場合、博士課程後期の修了単位に含めることができる。
② 経営学専攻博士課程前期(社会人専修コース)の講義科目
履修登録前に、指導教員及び講義担当教員の承認を得て、在学期間を通じて合計6単位まで履修し、修了単位として認定できる。
③その他の授業科目
以下の科目は,履修登録前に、指導教員及び講義担当教員の承認を得て,在学期間を通じて合計8単位まで履修し、修了単位として認定できる。なお、横浜市立大学、他研究科の授業を履修する場合は、単位互換に関する覚書によるものとする。
- 国際社会科学府経済学専攻,国際経済法学専攻博士課程前期の講義科目。
- 本学教育学研究科博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学大学院理工学府博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学大学院環境情報学府博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学都市イノベーション学府博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学府と横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科との単位互換に関する覚書に基づく,横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科博士前期課程の専任教員が開講する講義科目。
- 「経営学部」で開講される専門教育科目(講義)4単位以内。
- 成長戦略研究センターが開講する講義科目「実践企業成長戦略Ⅰ」(半期2単位)
- 成長戦略研究センターが開講する講義科目「実践企業成長戦略Ⅱ」(半期2単位、GPA には非算入)
- 特殊講義(Shanghai Study Visit [Chinese Business-Economy])(2単位)
(5) 修了に必要な単位に含まれない科目
以下の科目は、指導教員の承認を得て履修することができるが、修了に必要な単位数に含まれない。
- 経営学部で開講される専門教育科目及び外国語科目。ただし、(4)③その他の授業科目として履修した「経営学部」で開講される専門教育科目(講義)4単位以内は除く。
- 特別講義
(6)修士論文関係
1)経営学専攻:修士論文作成までの標準的な過程
2)修士論文の提出資格等
- 博士課程前期に1年以上在学し,修士論文提出期日までに,博士課程前期修了に必要な授業科目単位数のうち,16単位以上修得した者でなければ提出することができない。
- 修士論文は,論文1部,その写し3部及び論文要旨1部,その写し3部を所定の期日までに提出しなければならない。
3)修士論文(口述試験を含む)の評価基準
修士論文は、指導教員の研究指導のもとで自ら設定した論文テーマについて、体系だった専門知識にもとづき、執筆者自身の見解が反映された研究成果として、以下の項目が満たされていることを合格の基準とする。
- 修士論文の問題意識とテーマ設定が適切であること。
- 修士論文の専門分野について基本的な理解がなされていること。
- 修士論文中に示された執筆者の分析または解釈・見解が論理的な整合性を持ち、それについて独創性があること。
- 修士論文の構成、表現方法、引用などが妥当であること。
- 修士論文の研究内容について十分な説得力を持って説明できること。
2.博士論文研究基礎力考査コースを選択する場合
博士課程前期から博士課程後期への進学を希望する者は、「1.履修方法」で示した履修方法のほかに、博士論文研究基礎力考査コースを選択することができる。なお、博士論文研究基礎力考査コースを選択する場合は、指導教員と相談したうえで、入学後最初の学期の履修登録時に、博士論文研究基礎力考査コースの選択を届け出ることとする。(ただし、研究・学修計画の変更が妥当であると指導教員が認めた場合に限り、博士課程前期1年秋学期初の時点で、「1.履修方法」で示した履修方法への変更を本人の届け出により認める。)
(1)修了に必要な単位数
博士課程前期修了に必要な授業科目の単位数は次のとおりとし、多様化した人材の育成を弾力的に行うため,以下の教育プログラムを設置する。
授業科目 単位数 講 義(特論)
研究指導(演習)28単位以上
8単 位計 36単位以上
★履修する講義科目を決定するときには必ず指導教員と相談すること。
(2)標準プログラム(メインプログラム)
下記の科目から14科目28単位以上を修得すること。
①経営学専攻の科目
授業科目参照、コア科目群から2科目4単位以上を修得すること。
②その他の科目
上記①の他に修了に必要な単位として,国際社会科学府経営学専攻博士課程前期(社会人専修コース)の講義科目及び国際社会科学府経営学専攻博士課程前期が履修を認める授業科目から履修できる。((4)「その他履修できる科目 」を参照)
③大学院設置基準第14条による特例の適用が認められる場合
社会人以外の学生で指導教員がその必要性を認めた者(承認)については,8単位を限度として,大学院設置基準第14条教育方法の特例に基づき開設される授業科目(6,7時限)を履修し,修了に必要な単位数に加えることができる。
(3)社会人特別プログラム
(大学院設置基準第14条による教育方法の特例を適用する学生を対象とするプログラム)
①授業時間帯
- (ア) 修学年限2年のうち1年次は,全日通学を原則とする。
- (イ) 大学院設置基準第14条教育方法の特例による授業時間帯は,平日の下記の時間帯とする。
5時限 16時15分~17時45分
6時限 17時50分~19時20分
7時限 19時25分~20時55分
②履修計画
- 2年間の履修計画の作成は,指導教員の指導のもとに行うこと。
- 勤務の都合上2年で修了することが無理な場合は,予め3~4年間の履修計画ができる。
- 課程修了に必要な講義(特論)28単位以上のうち22単位以上は,通常の授業時間帯(第1限 ~5時限)で履修登録し,修得しなければならない。
- 1年次になるべく多くの講義を履修しておくこと。
【履修計画例】
上記のような履修計画を立てると2年間で課程修了に必要な単位数を満たすことができる。
- 1年次に経営学専攻の科目を22単位と研究指導(演習Ⅰaと演習Ⅰb)4単位を履修登録する。
- 1年次に課程修了に必要な講義の単位を取得した学生は,2年次にケーススタディ(6単位)と研究指導(演習Ⅱaと演習Ⅱb)4単位を履修登録する。
③経営学専攻の科目
平成28年度履修案内18ページを参照、コア科目群から2科目4単位以上を修得すること。かつ講義科目(演習、特別講義、社会人専修コースを除く)から11科目22単位以上を修得すること。
④その他の科目
上記③の他に修了に必要な単位として,国際社会科学府経営学専攻博士課程前期(社会人専修コース)の講義科目及び国際社会科学府経営学専攻博士課程前期が履修を認める授業科目から履修できる。((4)「その他履修できる科目 」を参照)
⑤事例研究(ケーススタディ)
修了要件として認められる単位は6単位以内とする。
事例研究を希望する学生は,指導教員の指導のもとで,計画を作成し,履修登録期間中に経営学務係に計画を明記した申請書を提出する。終了後に,指導教員に報告書を提出する。
(4)その他履修できる科目
①経営学専攻博士課程後期の講義科目(リサーチ・プラクティカムを除く)
博士課程後期の開講科目について、履修登録前に、指導教員及び講義担当教員の承認を得て、在学期間を通じて合計4単位まで履修し、修了単位として認定できる。
なお、博士課程後期進学者については、博士課程前期で修得した後期課程の単位を博士課程前期修了単位に含めない場合、博士課程後期の修了単位に含めることができる。
②経営学専攻博士課程前期(社会人専修コース)の講義科目
履修登録前に、指導教員及び講義担当教員の承認を得て、在学期間を通じて合計6単位まで履修し、修了単位として認定できる。
③その他の授業科目
以下の科目は,履修登録前に、指導教員及び講義担当教員の承認を得て,在学期間を通じて合計8単位まで履修し、修了単位として認定できる。なお、横浜市立大学、他研究科の授業を履修する場合は、単位互換に関する覚書によるものとする。
- 国際社会科学府経済学専攻,国際経済法学専攻博士課程前期の講義科目。
- 本学教育学研究科博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学大学院理工学府博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学大学院環境情報学府博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学都市イノベーション学府博士課程前期の講義科目6単位以内。
- 本学府と横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科との単位互換に関する覚書に基づく,横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科博士前期課程の専任教員が開講する講義科目。
- 「経営学部」で開講される専門教育科目(講義)4単位以内。
- 成長戦略研究センターが開講する講義科目「実践企業成長戦略Ⅰ」(半期2単位)
- 成長戦略研究センターが開講する講義科目「実践企業成長戦略Ⅱ」(半期2単位、GPAには非算入)
- 特殊講義(Shanghai Study Visit [Chinese Business-Economy])(2単位)
(5)修了に必要な単位に含まれない科目
以下の科目は、指導教員の承認を得て履修することができるが、修了に必要な単位数に含まれない。
- 経営学部で開講される専門教育科目及び外国語科目。ただし、(4)③その他の授業科目として 履修した「経営学部」で開講される専門教育科目(講義)4単位以内は除く。
- 特別講義
(6)博士論文研究基礎力考査
博士論文研究基礎力考査コースを選択した者は、博士課程前期修了および博士課程後期進学の要件として、以下の筆記試験と口頭試問に合格しなければならない。なお、筆記試験と口頭試問は、それぞれ年2回実施することとする。
① 筆記試験
経営学の関連分野に関する3科目の筆記試験を行う。
② 口頭試問
博士論文研究を行う分野に関する口頭試問を行う。
(7)博士論文研究計画書(タームペーパー)
博士論文研究基礎力審査に合格した者で博士課程後期への進学予定者は、博士課程前期修了および博士課程後期進学の要件として、博士論文研究計画書を提出し合格しなければならない。
なお、博士論文研究基礎力考査に合格後、やむを得ない事情により博士課程後期へ進学しないこととなった者は、博士課程前期の修了要件として、博士論文研究計画書に代えてタームペーパーを提出し合格しなければならない。
3.成績評価
(1)授業科目の成績
授業科目の成績は、秀(100~90点),優(89~80点),良(79~70点),可(69~60点)及び不可
(59点以下)で標記し,単位の修得は「可」以上とする。
秀は、履修目標を十分達成しており、さらに、履修目標を上回る成績をおさめていること。
優は、履修目標を十分に達成しており、「秀」につぐ優秀な成績をおさめていること。
(2)GPA (Grade Point Average)
成績評価に応じてGP (Grade Point)を与え、以下の式によってGPA値を算出する。
GPA算出対象科目は全ての授業科目(特論及び演習)とし、GPA値2.0以上を修了要件とする。
なお、GPAの導入に伴い、履修登録は年2回の春学期と秋学期別に登録とする。
算出式: GPA = ∑(GP×単位数)÷ 履修登録単位数
成績評価(評価点)とGPは次のとおりとする。
①秀4.5 ②優4.0 ③良3.0 ④可2.0 ⑤不可0.0
4.履修登録手順について
履修登録・訂正・キャンセルは、各自で学務情報システムで行うものとする。
※履修登録方法及び学務情報システム操作方法についての詳細は、本学WEBページを参照すること。
URL: //www.ynu.ac.jp/campus/student_only/affairs_system.html