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「実践経営セミナー2025:先端技術のビジネスモデル化」(Practical Management Seminar 2025: Business Model Development for dvanced Technologies)開催報告
2025年10月4日(土)、横浜国立大学常盤台キャンパスにおいて、「実践経営セミナー2025:先端技術のビジネスモデル化」をテーマにしたセミナーを開催いたしました(主催:横浜国立大学 経営学部・横浜ビジネススクール(YBS)/YUVEC)。
技術と経営をつなぐ視点を深め、理系・文系間の実践的対話を促す本セミナーには、技術職・事業企画等に携わる社会人16名の参加がありました。
<開会・午前のプログラム>
冒頭では、司会の国際社会科学研究院(経営学部)河野英子教授より本セミナーの趣旨とプログラム構成の説明、大雄智国際社会科学府経営学専攻長より開会挨拶がありました。続いて、参加者の皆様から、お仕事の内容や参加動機を含めた自己紹介を行っていただきました。
その後、工学研究院大矢剛嗣教授から「カーボンナノチューブ複合紙の開拓と応用展開―社会実装への展望―」、環境情報研究院島圭介教授から「生体信号解析に基づくヒトメカニズム研究と社会実装への取り組み―大学発ベンチャーの経験から―」というタイトルで、それぞれの先端技術に関する講義が行われました。講義では、技術の学術的基盤のみならず、社会実装において直面する課題や制約についても具体的な事例を交えた解説がなされました。
<午後のプログラム> 昼休憩後には、国際社会科学研究院(経営学部)大沼雅也教授から「技術を生かすビジネスモデル」をテーマに、先端技術をビジネスにつなぐ視点について、先行者の優位性、創造的正当化、チームのマネジメントをキーワードとした講義がなされました。
その後、参加者は、大矢教授、島教授の技術テーマに分かれ、技術テーマごとに2グループに編成され、グループワーク課題が提示されました。グループワーク課題は、先端技術の社会実装に向けた戦略・仕組みを検討するものでした。グループワークに入る前に、各グループが、大矢教授、島教授に質問する時間が設けられ、技術の理解を深める対話が活発に行われました。
グループワークは、約2時間にわたり実施されました。課題の難易度は比較的高いものでしたが、各グループでは穏やかながらも活発な意見交換がなされました。多様なバックグラウンドを持つ参加者の協働により、期待を上回る水準の成果が生まれました。
各グループの発表に対しては、参加者の相互評価および教員からのポジティブなコメントが寄せられました。評価結果に基づき、発表チームには横浜国立大学オリジナルグッズが、大雄智国際社会科学府経営学専攻長、および大森明前国際社会科学府経営学専攻長より授与されました。
<閉会・交流会>
セミナーの最後には、当日の内容を振り返る時間が設けられ、講師、および参加者の皆様から感想や意見をいただきました。大森明前国際社会科学府経営学専攻長からの閉会挨拶があり、セミナーは盛況のうちに閉会となりました。
短時間ながらも密度の濃いグループワークやディスカッションを経て、多様な立場からの貴重な意見を共有する場となりました。最後に、参加者・講師全員で集合写真を撮影し、笑顔で本セミナーを締めくくりました。
閉会後には、神奈川県産のお菓子を囲んでのささやかな交流会が行われ、参加者同士および講師陣との交流が続きました。
本セミナーは、今年度より新たに開設された「実践経営セミナー」の第1回講座として、多様な専門性を持つ社会人の皆様とともに、技術と経営を架橋する実践的な学びの場を創出する試みでした。
今後とも、社会人の皆様に向けた、実践的かつ学際的な教育機会の提供を継続的に行ってまいります。次回以降の取り組みにもぜひご期待ください。
技術と経営をつなぐ視点を深め、理系・文系間の実践的対話を促す本セミナーには、技術職・事業企画等に携わる社会人16名の参加がありました。
<開会・午前のプログラム>
冒頭では、司会の国際社会科学研究院(経営学部)河野英子教授より本セミナーの趣旨とプログラム構成の説明、大雄智国際社会科学府経営学専攻長より開会挨拶がありました。続いて、参加者の皆様から、お仕事の内容や参加動機を含めた自己紹介を行っていただきました。
その後、工学研究院大矢剛嗣教授から「カーボンナノチューブ複合紙の開拓と応用展開―社会実装への展望―」、環境情報研究院島圭介教授から「生体信号解析に基づくヒトメカニズム研究と社会実装への取り組み―大学発ベンチャーの経験から―」というタイトルで、それぞれの先端技術に関する講義が行われました。講義では、技術の学術的基盤のみならず、社会実装において直面する課題や制約についても具体的な事例を交えた解説がなされました。
<午後のプログラム> 昼休憩後には、国際社会科学研究院(経営学部)大沼雅也教授から「技術を生かすビジネスモデル」をテーマに、先端技術をビジネスにつなぐ視点について、先行者の優位性、創造的正当化、チームのマネジメントをキーワードとした講義がなされました。
その後、参加者は、大矢教授、島教授の技術テーマに分かれ、技術テーマごとに2グループに編成され、グループワーク課題が提示されました。グループワーク課題は、先端技術の社会実装に向けた戦略・仕組みを検討するものでした。グループワークに入る前に、各グループが、大矢教授、島教授に質問する時間が設けられ、技術の理解を深める対話が活発に行われました。
グループワークは、約2時間にわたり実施されました。課題の難易度は比較的高いものでしたが、各グループでは穏やかながらも活発な意見交換がなされました。多様なバックグラウンドを持つ参加者の協働により、期待を上回る水準の成果が生まれました。
各グループの発表に対しては、参加者の相互評価および教員からのポジティブなコメントが寄せられました。評価結果に基づき、発表チームには横浜国立大学オリジナルグッズが、大雄智国際社会科学府経営学専攻長、および大森明前国際社会科学府経営学専攻長より授与されました。
<閉会・交流会>
セミナーの最後には、当日の内容を振り返る時間が設けられ、講師、および参加者の皆様から感想や意見をいただきました。大森明前国際社会科学府経営学専攻長からの閉会挨拶があり、セミナーは盛況のうちに閉会となりました。
短時間ながらも密度の濃いグループワークやディスカッションを経て、多様な立場からの貴重な意見を共有する場となりました。最後に、参加者・講師全員で集合写真を撮影し、笑顔で本セミナーを締めくくりました。
閉会後には、神奈川県産のお菓子を囲んでのささやかな交流会が行われ、参加者同士および講師陣との交流が続きました。
本セミナーは、今年度より新たに開設された「実践経営セミナー」の第1回講座として、多様な専門性を持つ社会人の皆様とともに、技術と経営を架橋する実践的な学びの場を創出する試みでした。
今後とも、社会人の皆様に向けた、実践的かつ学際的な教育機会の提供を継続的に行ってまいります。次回以降の取り組みにもぜひご期待ください。


