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経営学専攻長からのメッセージ

AKIRA Ohmori

経営学専攻は、1972年に設置された修士課程の大学院経営学研究科を基盤とし、その後、独立した大学院博士課程として国際開発研究科、さらには修士課程と博士課程からなる国際社会科学研究科を経て、2013年度より国際社会科学府・経営学専攻として、博士課程前期と後期一貫型の大学院となりました。このような変化は、常に社会のニーズに対応して発展・改組を行ってきた結果と言えます。
本専攻には、以下の特長があります。

  • 博士課程前期・後期一貫の大学院ですので、前期と後期の両課程の連携を重視した履修モデルを提供しています。そのため、後期課程進学に際してはコンプリヘンシブ・エグザミネーションと呼ばれる内部選抜制度を導入しています。
  • 国際公共政策プログラムなど経済学、経営学、法学の専攻横断的なプログラムを提供しています。
  • 社会人学生のために、博士課程前期に社会人専修コース(横浜ビジネススクール)を設置し、博士課程後期にグローバルビジネスドクタープログラムを提供しています。また社会人学生の後期進学者には、長期履修制度も利用可能です。
  • 社会人専修コース(横浜ビジネススクール)と博士課程後期では、アカデミックのみならず実務家による実践的な科目や国際的に評価の高いプログラムの提供を行っています。
  • 博士課程後期では、英語による教育プログラムとして、日本的経営プログラム(Japanese Management Program)を提供しています。

このような特色ある教育体制が整備されてきたのは、特に日本と東アジア・東南アジア諸国との社会的・経済的な関係が強化され、多種多様なビジネス環境と慣習に適応できる人材や、日本企業の国際競争力を高める人材が国内外で必要とされてきているからです。そこで本専攻では、こうした社会的ニーズに応えるとともに、グローバル・スタンダードに匹敵する水準のアカデミック・スキルを有し、経営学の学術的成果に裏付けられた問題発見と問題解決の能力を兼ね備えた人材を育成することを目指しています。
現在までに本専攻の修了生は、ビジネスの世界におけるスペシャリストとして、また、大学や研究所などのアカデミックキャリアとして、国内外で活躍しています。これからも、世界を舞台として活躍することを目指す多くの人材が、経営学専攻から羽ばたいていくことを願っています。

横浜国立大学 大学院国際社会科学府 経営学専攻長 大森 明


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